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【大人の場面緘黙症】「話したいのに話せない」悩みの克服法|大阪阿倍野LUMO+の専門支援
- 大人の場面緘黙症が、なぜ「性格」や「人見知り」の問題ではないのか、その背景にある不安のメカニズムがわかります。
- いきなり話すことを目指さない、ごく小さなステップで「話すことへの恐怖」を和らげる具体的な練習方法がわかります。
- 大阪阿倍野のLUMO+が、あなたが安心して「話す練習」を始めるための、最適な環境とサポートをどう提供するかがわかります。
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大阪・阿倍野エリアで、大人の場面緘黙症(選択性緘黙)のため、職場で「話したいのに話せない」と悩んでいませんか?その原因はあなたのせいではありません。この記事では、具体的な練習方法と、LUMO+の専門的な就労支援を解説します。
目次
はじめに:「話したいことがあるのに、声が出ない…」

会議で意見を求められても、頭は動いているのに、喉が凍りついたように声が出ない。 同僚への簡単な「お疲れ様です」の一言が、どうしても口から出てこない。 電話が鳴るたびに、心臓が跳ね上がるような恐怖を感じる。
「話したい」という気持ちはあるのに、特定の場面になると、まるで声だけを奪われたかのように話せなくなってしまう。そんな**場面緘黙症(選択性緘黙)**の症状に、一人で深く悩んでいませんか?
その苦しみは、あなたの意志の弱さではありません。この記事では、その悩みの正体と、具体的な克服への道筋をお伝えします。
「人見知り」とは違う、大人の場面緘黙症(選択性緘黙)とは

場面緘黙症は、家などリラックスできる環境では普通に話せるのに、学校や職場といった特定の社会的状況になると、話せなくなってしまう状態を指します。これは、単なる「人見知り」や「恥ずかしがり屋」といった性格の問題ではなく、不安障害の一種と考えられています。
**「失敗したらどうしよう」「変に思われたらどうしよう」**という強い不安が、脳の扁桃体を過剰に刺激し、身体を「フリーズ(凍りつき)」させてしまうのです。話したくても、脳が身体に「話すな」という命令を出しているような状態なので、意志の力だけではどうにもなりません。
発達障害との関連 場面緘黙症は、ASD(自閉スペクトラム症)など、発達障害の特性と併発することも少なくありません。
どこに相談すればいい? まずは、精神科や心療内科を受診し、専門医に相談することが第一歩です。
【ゼロから始める】話すことへの恐怖を和らげる、3つのスモールステップ

いきなり流暢に話すことを目指す必要はありません。ハードルを極限まで下げた、ごく小さなステップ(スモールステップ)から始めましょう。
- ステップ1:まずは「非言語コミュニケーション」から 声を出さなくても、コミュニケーションは取れます。まずは、会釈、頷き、ジェスチャー、筆談(チャットやメモ)、笑顔など、声を使わない方法で「私はあなたと関わる意思があります」と伝える練習から始めましょう。
- ステップ2:「決まった一言」を口に出す練習 次に、言うことが決まっている、ごく短い言葉を口に出す練習です。「おはようございます」「お疲れ様です」「はい」「いいえ」など、一言で済む挨拶から始めてみましょう。
- ステップ3:安心できる相手と、「台本のある会話」をする 信頼できる家族や友人、あるいは支援者に相手をしてもらい、「今日の天気は晴れですね」「はい、晴れですね」のような、**事前に内容が決まっている簡単な会話(台本)**を練習します。予測不能な会話への恐怖を、少しずつ和らげます。
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LUMO+が、あなたの「話す自信」を取り戻す場所になる理由

これらのステップを一人で、あるいは職場で実践するのは、非常に勇気がいることです。大阪阿倍野の就労移行支援事業所LUMO+は、あなたが安心して「話す練習」に取り組める、専門的な環境とサポートを提供します。
- 個別支援による、絶対的な安心空間の提供 まずは専門スタッフとの個別支援から始めます。あなたが声を出せなくても、筆談やチャットで、あなたの気持ちを時間をかけて丁寧に聞きます。LUMO+が、あなたにとって**「話せなくても大丈夫な場所」**になることが、全てのスタートです。
- SST(ソーシャルスキルトレーニング)での、段階的な練習 あなたの状態に合わせて、挨拶の練習、簡単な質問の練習、自己紹介の練習と、SSTのプログラムを使い、段階的に「話す」ことへの成功体験を積んでいきます。
- 運動プログラムによる、身体からのアプローチ 私たちは、ココロと身体の健康に最大限配慮します。LUMO+の専門トレーナー付きの運動プログラムは、不安による身体の過度な緊張をほぐし、発声しやすい心身の状態を作るのに役立ちます。
合理的配慮と向いている仕事 あなたの特性を企業に正しく伝え、「筆談でのコミュニケーションを許可してもらう」といった合理的配慮を得るためのサポートも行います。また、対人コミュニケーションが比較的少ない、あなたに合った「向いてる仕事」を一緒に探します。
まとめ:大阪阿倍野で、あなたの「声」を見つける旅を始めよう

「話したいのに、話せない」という悩みは、あなたの可能性を、声と共に閉じ込めてしまいます。しかし、それは決して開かない扉ではありません。
就労移行支援施設LUMO+は、大阪の天王寺駅からも近い阿倍野にあります。私たちは、あなたのペースを何よりも尊重し、あなたがもう一度、自分の声で、自分の言葉を伝えられるようになる日まで、焦らず、じっくりと伴走します。
あなたの心の中に閉じ込められた「声」を、私たちと一緒に、もう一度、見つけに行きませんか。
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