ホワイトボードに文字を書いて就労支援について解説する女性

原始反射について

運動を使ったプログラムの可能性

大人にも関係がある原始反射とは?

原始反射とは、赤ちゃんが生きていくために無意識な運動をする反応のことです。発育発達で、必要な動作をしてくれますが、その過程で役目を終えて反応が少なくなってゆきます。しかし、近年の研究で原始反射が残存してしまう場合があることがわかってきています。LUMO+では、その発達過程に着目して、プログラムを提供しています。

POINT

脳幹

生きるために必要な動作を無意識に行う

2歳くらいまでに
大脳中心の活動がスタートする

大脳

思考や運動、感情や感覚を
コントロールし身体へ司令を送る

大脳は思考や運動など理知的な機能を司るのに対し、脳幹部は生存のための本能的な反射を司っています。そのため、まだ未成熟な子どもは脳幹が機能の大部分を担い、大人になるにつれて大脳へ機能をバトンタッチしていくのですが、この役割分担が上手くいかなかった際に原始反射が残存してしまうことがあります。

「集中力」と「原始反射」の関係性について

蛍光灯が眩しい
匂いに敏感である
服のタグがチクチクする
電車に乗ることがストレス
音が気になって集中できない

原始反射が残存している場合に大人でも見られる特性の一つに感覚過敏というものがあります。これは外部からの刺激に対して極端に反応してしまうことで、脳が常に緊張しやすい特性をもちます。例えば、人と話すことや電車の音などさまざまな刺激がある環境で、とても疲労しイライラしやすくなる傾向などがあります。このように原始反射が残存することで、本人も気が付かないような「特性の引き金」を引いてしまう可能性があります。そこで私たちは、原始反射を調えることが特性にアプローチする一つの手段になると考えています。

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どのようにして
原始反射が残存するのか?

原始反射が多く残ってしまう要因に、赤ちゃんの時に赤ちゃんらしい行動(運動)を充分に取っていなかったことが挙げられます。

赤ちゃんが生存する上で必要な機能である原始反射をたくさん使うことが発達の上では欠かせません。それが脳の発達を促す要因になるのです。

近年の研究結果でも、原始反射と発達の関連性について研究された論文は多く発表されています。

LUMOでは長年培ってきたトレーニングの知識を活用し、原始反射の理論と掛け合わせて、特性へのアプローチを試みます。

お困りごとやご興味がありましたら、ぜひ一度お問い合わせください。

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原始反射残存のチェック方法

原始反射は動作テストとチェックリストで残存を確認することができます。
原始反射のチェック方法は医学的には確立していないことに注意が必要ですがご自身の発達の目安にしていただくことは可能だと考えています。

手掌把握反射

つまむ動作などの指の運動が苦手になりやすいため、ペン字やパソコン作業もゆっくりでミスが多くなる特性があります。
学生時代に学習に対しての苦手意識を持っている方の中には掌握反射の残存があるケースが見られます。幼少期にハイハイが少なかった方はチェックが必要です。

  • 字を書くことが苦手
  • 鉛筆やお箸を正しく持てない
  • 手先が不器用で細かい作業が嫌い
  • タイピングが苦手

モロー反射

歩行時の肘の様子で確認します。内股または外股で歩く時に、腕が動いてしまう場合は、残存度が高いです。モロー反射は感覚過敏や過緊張などの原因となる可能性があります。同じ環境でも集中力が散漫になってしまったりストレスを感じやすくなったりなどのトラブルが起こりやすくなります。

  • 新しい場所や初対面の人に会うことはとても疲れる
  • 突然の物音や大きな音で驚きやすい
  • こだわりが強く感情的になりやすいと感じる
  • 決められたことを守るのが好き、または得意

ATNR(非対称性緊張性頸反射)

手と目の協調のための反射で、不器用または運動が苦手な方に多く残存しています。他にも「b」と「d」などの読み間違えなどの識字トラブルも多くお仕事でのケアレスミスの原因となっているケースもあります。身体の左右を使う運動を行うことで反射が緩和されます。

  • 文章を読むときの読み飛ばしや読み間違いが多い
  • 何かを言葉で説明(プレゼン)するのが苦手
  • 右と左がわからないことがある
  • アイデアを紙に書いて説明できない

原始反射理論の監修

スクエアクリニック副院長
医学博士
本間 龍介

発達障がいや感覚過敏、メンタルの浮き沈みは脳幹の不調が原因である可能性があります。幼少期の運動や食生活が十分でないと、原始反射が残存したまま大人になって生活や仕事での困難を感じる方が増えています。LUMO+の運動プログラムは、ココロとカラダを調えて快適な日常をサポートする新たなアプローチです。

あなたの一歩をお待ちしています。

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契約までの流れ

  1. STEP01
    お問い合わせ
    電話はLINEまたはメールで受け付けております。
    お悩みのご相談やご本人さま以外でもお気軽にお問いわせください。
  2. STEP02
    施設見学
    施設を自由にご見学いただき、通っていただくイメージをつけます。
    プログラムのご紹介や利用プランについてもお伺いいたします。
  3. STEP03
    3Days体験
    実際のプログラムを3日間程度の期間で体験していただきます。
    家から通えるか、施設の雰囲気が合っているかなどをご検討ください。
  4. STEP04
    契約手続き
    通ってみたいと感じた上で、ご不明点やご不安な点が解消されたら支援の企画をご一緒に立てて、通所のための手続きを行います。

店舗情報

アクセス 大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南2-1-6
ヴェルデ阿倍野1F
電話番号 06-6770-5283
営業時間 10:00~16:00
定休日 日・祝・年末年始

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