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【ひきこもりと焦り】「何もしない自分」に罪悪感…焦燥感から抜け出すための心の処方箋
- ひきこもり中に、なぜ「焦る」気持ちと「動けない」現実のギャップが生まれてしまうのか、その心理的なメカニズムがわかります。
- 「何もしない自分」を責める思考から抜け出し、「今はこれでいい」と自分を許すための具体的な3つの考え方がわかります。
- 大阪阿倍野のLUMO+が、あなたの焦る気持ちを受け止め、回復に必要な「何もしない時間」をどうサポートするかがわかります。
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大阪・阿倍野エリアで、ひきこもり状態にある中で「このままじゃダメだ」という強い焦りを感じつつも、何もできずにいる自分に罪悪感を抱えていませんか?この記事では、その苦しい焦燥感の正体と、自分を責めずに回復へのステップを踏み出すための具体的な考え方を解説します。
目次
はじめに:「なんとかしなきゃ」と焦れば焦るほど、動けなくなるあなたへ

時計の針が進む音だけが、部屋に響く。 今日も一日、何もせずに終わってしまった…。
「周りはどんどん前に進んでいるのに、自分だけが止まっている」 「早く何か始めないと、本当に手遅れになる」
頭の中では、そんな「焦り」の声が鳴り響いている。 なのに、体は鉛のように重く、布団から出ることさえ億劫で、結局何もできない。
そして夜になると、「今日も無駄に過ごしてしまった」という「罪悪感」と「自己嫌悪」に襲われる…。
ひきこもり状態にある多くの方が、この「焦り」と「無気力」の、終わりなきループに苦しんでいます。 その苦しみは、あなたが怠けているからではありません。
なぜ、あなたは「焦り」と「無気力」の板挟みになるのか?

「焦る」気持ちと、「動けない」体。この矛盾は、あなたの心と脳が、深刻なエネルギー不足と、強い自己防衛反応を起こしているサインです。
- 焦りの正体:社会的なプレッシャーと、未来への不安 「働かなければならない」「自立しなければならない」という社会からの無言の圧力や、経済的な不安、将来への漠然とした恐怖が、あなたを「早く動かなければ」と駆り立てます。
- 無気力の正体:脳のエネルギー枯渇と、防衛本能 うつ病や長期のストレスは、脳のエネルギーを奪い去ります。何かを計画し、実行するための意欲(ガソリン)が空っぽなのです。また、「どうせ失敗する」「また傷つくだけだ」と、脳がこれ以上ダメージを受けないように、無意識にブレーキをかけている状態でもあります。
このアクセルとブレーキを同時に踏み込んでいる状態が、「焦るのに動けない」という、最も苦しい状況を生み出しているのです。
「何もしない自分」を許す。焦りを手放すための3つの考え方

このループから抜け出す第一歩は、「動こう」とすることではありません。 「動けない自分を、許してあげる」ことです。
- 考え方1:今の「何もしない」は、「回復」という名の活動である あなたは、何もしていないのではありません。傷つき、疲れ果てた心と体を癒すための、積極的な「回復活動」をしているのです。骨折したら安静にするように、心の骨折にも、絶対的な休息が必要です。「休むことが、今の自分の使命だ」と考えてみませんか。
- 考え方2:「すべきこと」ではなく「できたこと」に目を向ける 「あれもできなかった、これもできなかった」と、できなかったことを数えるのはやめましょう。代わりに、「今日は、ご飯を食べられた」「シャワーを浴びれた」と、どんな些細なことでもいいので、できたことを記録してみましょう。「自分だって、ちゃんとできている」という感覚が、焦りを和らげます。
- 考え方3:「他人」ではなく「過去の自分」と比べる SNSなどで見える他人のキラキラした姿と、今の自分を比べるのは、百害あって一利なしです。比べるなら、「昨日よりも、ほんの少しだけ気分がいいかも」「先週より、少しだけ長く起きていられた」と、過去の自分と比べて、ほんの小さな変化や成長を見つけて、褒めてあげましょう。
LUMO+は、あなたが安心して「何もしない」でいられる場所
「休むべきだと分かっていても、一人だとどうしても焦ってしまう」 そんな時は、私たちLUMO+を頼ってください。大阪阿倍野の就労移行支援事業所LUMO+は、あなたが安心して「回復」に専念できる場所です。
- あなたの「焦り」を、スタッフが受け止めます 「早く何とかしないと」というあなたの焦る気持ちを、私たちは決して否定しません。その気持ちを受け止めた上で、「でも、今は焦らなくて大丈夫ですよ」と、専門家の視点から、あなたに安心を届けます。
- 「何もしない」で過ごせる、安全な居場所 LUMO+に来て、必ず何かプログラムに参加しなければならない、ということはありません。体調が優れない日は、休憩スペースで静かに過ごしたり、スタッフと雑談したりするだけでも構いません。あなたのペースを、何よりも尊重します。
- 小さな「できた」を、一緒に見つける 専門トレーナーによる軽い運動や、簡単な作業などを通じて、あなたが「これならできるかも」と思えることを見つけ、成功体験を積み重ねるお手伝いをします。ココロと身体の健康に最大限配慮したサポートです。
まとめ:大阪阿倍野で、「焦らない自分」を取り戻そう

ひきこもり中の焦りは、あなたを前に進ませる燃料ではなく、あなたをすり減らす毒です。 その毒から自分を解放する鍵は、「頑張る」ことではなく、「許す」ことです。
「動けない自分」を許し、「休む」ことを自分に許可する。 それが、皮肉なことに、結果的に回復への一番の近道となるのです。
就労移行支援施設LUMO+は、大阪の天王寺駅からも近い阿倍野にあります。 私たちは、あなたが焦りや罪悪感を手放し、穏やかな気持ちで「今」と向き合えるようになるまで、あなたの心に寄り添い続けます。
一人で焦り続けるのを、ここで終わりにしませんか。
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大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南2-1-6 ヴェルデ阿倍野1F
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