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片付けられないのは障がい?発達特性のチェックリスト

片付けられないのは単なる性格の問題と思われがちですが、発達障がいや精神的な不調が関係している場合もあります。本記事では、片付けられない背景に潜む障がいの可能性やセルフチェックリスト、そして具体的な対処法について紹介します。

片付けられないのは発達障がいのサイン?

片付けられない背景には、発達障がいや精神疾患が関係している場合があります。以下は、片付けの困難と関連する可能性がある主な障がいです。

・ADHD(注意欠如・多動症)
・ASD(自閉スペクトラム症)
・アスペルガー症候群
・強迫性障害(OCD)
・統合失調症
・うつ病
・認知症
・セルフネグレクト

上記の場合、思考や感情、行動のコントロールが難しくなることがあります。片付けができないことは単なる怠けや性格の問題とは限らないため、早めの気づきと理解が大切です。

片付けられない人のための障害チェックリスト

部屋を片付けられないことが続いている場合、障がいや病気が関係している可能性も考えられます。以下の項目をチェックしてみましょう。

・注意がそれやすく作業に集中できない
・必要な物がすぐ見つからず探し物が多い
・片付けてもすぐに元通りになってしまう
・整理整頓のやり方が分からず手がつけられない
・物が捨てられず部屋が物であふれている
・同じミスを繰り返すことが多い
・忘れ物や物の紛失が頻繁にある
・他人の気持ちが読み取りにくいと感じる
・話し出すと止まらなくなってしまう

いくつも当てはまる場合は、専門機関での相談を検討することをおすすめします。セルフチェックはあくまで目安であり、正確な診断は医師によるものが必要です。

障がいが原因で片付けられないときの対処法

片付けができない原因が障がいによる場合、自分の努力だけで解決するのは困難です。まずは医療機関を受診し、現状を伝えましょう。

医師による診断がつけば、必要な支援や治療が受けられるようになります。ADHDやASDなどの発達障がいは、薬物療法や認知行動療法などで改善が期待できますし、周囲の理解と支援体制も整いやすくなります。

また、支援を受けることで生活の質を保ちながら無理のない範囲で片付けを進めることも可能です。困りごとを一人で抱え込まず、まずは専門家へ相談してみましょう。

まとめ

片付けができない背景には、ADHDやASDをはじめとする発達障がいや精神疾患が隠れていることがあります。「やる気の問題」では済まされないケースもあるため、困りごとが続く場合は一度セルフチェックをしてみることが大切です。

そして、いくつも当てはまると感じたら、医療機関や専門機関へ相談することを検討しましょう。適切な診断と支援が受けられれば、自分に合った方法で生活を整えていくことが可能です。まずは「困っていること」に気づき、必要なサポートを受けることから始めてみてください。

LUMO+は、ひとりひとりの「できるを増やす」をテーマにした就労支援施設です。就職に役立つ実用的なスキルから、メンタルを含めた体調管理方法まで学べるプログラムを通してできることを増やし、自分らしく働ける状態に導きます。また、障がいに理解のある職場で働く機会も提供しています。お気軽にお問い合わせください。

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