アンケートを記入する手元

コラム

お役立ち情報を発信しています

【診断テスト】大人のASDチェックリスト10項目

ASD(自閉スペクトラム症)の特性は、子どもだけでなく大人になってから気づくこともあります。仕事や人間関係の中で「他の人とは少し違うかもしれない」と感じたとき、それは自分の個性であると同時に、発達特性が関係している可能性もあります。

違和感の正体に気づくことで、生きづらさの背景が見えてくることもあるでしょう。今回は、大人のASDセルフチェックリストを紹介します。自分の傾向を客観的に見つめ直すきっかけとして、ぜひ活用してみてください。

大人のASDセルフチェックリスト【診断テスト】

ASD(自閉スペクトラム症)の特性は、大人になってから自覚するケースも少なくありません。日々の対人関係や感覚の感じ方、生活の中で「他の人と何か違う」と感じることがある場合、発達特性が関係している可能性もあります。

以下のチェックリストは、気づきのヒントを得るためのものです。複数当てはまると感じた方は、専門機関への相談を検討してみるとよいかもしれません。

大人のASDセルフチェックリスト10項目

1.会話中に相手の気持ちが分かりづらく、表情の意味を読み取るのが苦手に感じることがある
2.触れたときに違和感を覚える素材や服があり、些細な肌触りに強いストレスを感じることがある
3.複数人のグループで行動することに強い苦手意識があり、一人でいる方が落ち着く
4.まわりの人が何を自分に期待しているのか理解できず、対応に戸惑うことがある
5.初対面の人とどう接すれば良いのか分からず、社交の場で気疲れしてしまうことが多い
6.自分が話すタイミングと相手が話すタイミングの区別がつきづらく、会話の流れをつかみにくいと感じる
7.掃除機の音や人の話し声など、日常の騒音に対して耐えがたい不快感を覚えることがある
8.会話の内容を表面的に受け取ってしまい、裏にある意図やニュアンスに気づけないことがある
9.決まった手順ややり方が変わると動揺し、すぐに気持ちを切り替えることが難しくなる
10.細かい部分ばかりに意識が向きやすく、全体像を把握することに時間がかかることがある

チェック結果の活用について

このチェックリストはあくまで自己理解の参考です。多数当てはまると感じた方は、一度専門機関での相談を検討するのも選択肢の一つです。自分の感じている違和感に向き合うことで、日常をより過ごしやすくするヒントが見つかるかもしれません。

まとめ

ASDの特性は、人との関わり方や感覚の感じ方、行動パターンとして日常の中に現れることがあります。違和感を抱きながらも理由がわからず悩んでいる場合、自分の特性に目を向けることで少しずつ生きやすさにつながることがあります。

セルフチェックを通じて気づいたことは、自己理解への第一歩です。必要に応じて専門機関に相談することで、適切なサポートや環境づくりのヒントを得られることもあります。

LUMO+は、ひとりひとりの「できるを増やす」をテーマにした就労支援施設です。就職に役立つ実用的なスキルから、メンタルを含めた体調管理方法まで学べるプログラムを通してできることを増やし、自分らしく働ける状態に導きます。また、障がいに理解のある職場で働く機会も提供しています。お気軽にお問い合わせください。

支援員が二人三脚でサポートお気軽にご相談ください

フォームでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

06-6770-5283

(月〜土 9:00~18:00)

LUMO+阿倍野事業所

大阪府大阪市阿倍野区天王寺町南2-1-6 ヴェルデ阿倍野1F

Googleマップで見る